40代で発症したクローン病患者が、完治を目指して、薬なしの闘病で経験したことを綴ります


by Cheesman
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爪もみ

クローン病治療のために入院した際、暇ですからよく本を読みました。病気のことが気になって仕方ないので、やはり病気関連の本が多くなります。自分は動けないので妻が図書館から、これはと思ったものを片っ端から借りてきます。いろいろ読んだ中で個人的に大きな影響を受けた本をご紹介します。

今回はこれです。
「薬をやめると病気は治る」 安保徹 著  マキノ出版
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働き過ぎ、心の悩み、薬の長期使用の3大ストレスが自律神経のバランスを乱し、病気の引き金になるといいます。私の場合は働き過ぎと、仕事がらみの心の悩みが大きなストレスになって、病気の原因となったと考えていましたから、これらに対処しない限り治癒はありえないと思いました。そして実際にストレスをなくす努力をしました。しかしそれ以外に、薬そのものが病気の治癒を妨げているというのはショックでした。

薬をやめると治る病気の中にクローン病もリストアップされていて、ペンタサという主治医から処方された薬が悪いと書いてあります。ペンタサをまじめに飲み始めてから実際に病状が悪化し、ステロイドを勧められるに至ったという経緯もあって、私にとってはこの本に書いてあることを信じるのはそう難しいことではありませんでした。

この本の中では自律神経免疫療法が紹介されています。自分でできる簡単な方法として「爪もみ」の説明もあります。注意したいのは自律神経免疫療法と薬をやめることがセットでなりたっているということで、ペンタサをやめない限り爪もみの効果は期待できないといいます。

ですから私はクローン病の症状に加え、合併症の結節性紅斑と痔がひどく、歩けなくなるまで悪化した段階で、薬を一切やめて爪もみを始めました。そしてその時から快方に向かい無事退院までこぎつけたのです。入院してから最悪の状態に至るまでが2週間、薬をやめてから退院するまでが3週間。トータルで5週間の入院でした。

ネット検索していて、クローン病の患者さんたちが爪もみについて情報交換しているのを見つけたことがあります。興味を持って読みましたが、そのときは誰も「薬をやめて」爪もみをしている人がいなかったため、「爪もみってほんとに効くのだろうか?」という感じで結論が出ないまま終わっているのでした。その意味では私は1つの人体実験をしたことになります。薬をやめた場合、絶対効くとはいいませんが、私のように効く場合もあることは体験上はっきりしました。

薬をやめるべきベストのタイミングは個人差があるでしょうから、主治医と相談した上で1つのオプションとして試してみたらよいと思います。
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by cheesman | 2007-05-30 06:18 | 書籍紹介