40代で発症したクローン病患者が、完治を目指して、薬なしの闘病で経験したことを綴ります


by Cheesman
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発病まで その2 学生時代以降

大学に入ってからは精神的なものが原因となった下痢はほとんどなくなったように思います。時々下痢したのはもともとお腹が弱いのに、脂っこいものを無理して食べた時などです。しかし便通は規則正しくなかったので外出がきらいでした。

20代も半ばを過ぎたあるとき、厳格な菜食主義者の食生活に触れる機会があって感化されました。1週間取り入れてみて、お腹の調子がすごくよくなったことに気づき、それ以来玄米ご飯と具だくさんの味噌汁を基本とした食事を組み立てるようになりました。それからは下痢することはほとんどなくなりました。毎朝コップ1、2杯の水を飲むようになったのもこの頃です。これによって便通が規則正しくなり、外出が苦にならなくなりました。

人に招かれたり、外食したりすると徹底するのが難しくて、いつしか妥協するようになったものの、昔の日本人が食べていたいわゆる粗食のよいところを取り入れた食事をしていたと思います。毎日の食生活にも妥協が徐々に入り込んできましたが、基本的には肉は食べず、動物性たんぱく質は玉子か魚から摂っていました。ペスコ・オボ・ベジタリアンというやつでしょうか。

油については、亜麻仁油がよいことを一応は理解しつつも、高価で入手しにくいことから、一般のサラダ油を使っていました。てんぷらなどの油っこいものは滅多に食べなかったので、それでもいいと思っていました。冷蔵庫にはバターもマーガリンも入っていましたが、パン食がそれほど好きではなかったため消費量は少なかったように思います。

学生時代以降の食生活で一番問題があると思うのは、就職してからの昼食でした。学生時代は学食を利用していましたが、就職してからはインスタントもので済ませることも多く、週に2、3回はカップ麺などを食べていました。朝と晩をしっかり栄養あるものを食べているので、お昼はカロリー補給程度にしか考えていなかったのです。

もう一つの問題は晩御飯の時間が不規則だったことです。仕事が早く終われば6時の帰宅というのもありましたが、10時や11時を回ることも多く、それから晩御飯ということもざらだったのです。疲れきって帰宅しますから食べてすぐ寝てしまいます。これで病気にならなきゃうそですよね。でもだからといってクローン病というのはあんまりだと思います。

まとめてみると栄養のバランスはそれほど悪くなかったと思います。しかし昼食をおろそかにしていて、しかもインスタントものに頼ることが多かったため、添加物は案外たくさん摂取していたんじゃないかと思います。夕食時間の不規則なところも健康を害する原因の1つであったろうと思います。しかしこの程度でクローン病になるのなら、世の中にクローン病患者はもっといるはずなので、他にも原因があって、いくつかの要因が重なって発症したのか、やはりもともとの体質的な弱さにも原因があったのではないか、そのように解釈しています。

他の原因というのはもちろんストレスもありますが、やはり西原先生が指摘しておられるように「冷たいもの中毒と口呼吸」ですね。毎朝水を飲む習慣がいけなかったことと、暑い時期にはダイエット炭酸飲料を1日に何本か飲んでいましたから、それでお腹を冷やしていたのは間違いありません。欧米ではクローン病と食事との関係を疑う見方が有力なようですが、日本ではどうでしょうか?食事自体の欧米化もあったでしょうが、私のように欧米化が顕著でないケースもあるわけで、それよりも食事の欧米化とともにやってきた冷蔵庫の普及とどこにでもあるジュース類の自動販売機というのが案外無視できない要因なのではないでしょうか?
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by cheesman | 2007-06-05 06:09 | 発病まで