40代で発症したクローン病患者が、完治を目指して、薬なしの闘病で経験したことを綴ります


by Cheesman
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なぜ治らないか

「たまには馬鹿をやっても大丈夫です。でもその前後はしっかりエレンタールを飲みましょう。」

患者会で言われた食事に関するアドバイスです。食事制限が続くと気持ちもめげてきます。たまには昔食べていた(体に悪くて)おいしい食事もしたくなるものです。

自戒をこめて言うのですが、もしかしたらこういった態度が病気の回復を不可能にしているんじゃなかろうか、そう思うことがあります。

西原克成先生の本のどこかに書いてあったことですが、ある難しい病気にかかった方が、ちょっとした油断から昔の悪習慣に戻ってしまい、病気も再発してしまったケースがあるというのです。こういった病気では数年間はおとなしくして体をいためつけてはいけない。そんなことを書いておられたように記憶しています。

クローン病も同じではないかと思うのです。治ったと思ってついつい油断して、よくない習慣に逆戻りするものだから、せっかく治りかけていたのに再発してしまう。病気の根がまだブスブスくすぶっているときに、完全に火種を絶やしてしまわずに油を注いでしまう。それが再燃ではないかと。私の場合、数年間どころかがまんできて数週間でしたから。調子が悪い時は何を食べてもおいしくないから節制できるのですが、調子がよいとついつい美味しい(体に悪い)ものが無性に食べたくなるのです。体に良いものしか美味しいと感じなければこんなことにならないのに!

食事について厳しい節制が求められる病気ですから、我慢の連続です。そこで調子がよくなってくると、もう我慢しきれなくて、悪いと知っていながら無茶をしてしまう。ところが体の方はしっかり治りきっていないものだから、それをきっかけに悪化してしまう。こういう図式です。

もちろん治らないとあきらめているなら、こういう考え方もありでしょう。どうせ治らないのだから、体調がよい時ぐらい、昔のような暴飲暴食がしたい。当然です。一生エレンタールだけで幸せな食生活と言えるわけがありません。

しかし、治ると信じてがんばっているのなら、本当に治るまでは我慢しなければいけないのではないか?今回2度目の再燃になりかけてぐずぐずしているのも、CRPが0になったわけではないのに、体調がよいものだからいい気になりすぎていたのではないか?そんな風に思います。もしこの考え方が正しいとしたら、完治させるには意志の力がものすごく重要ということになります。もっと自分に厳しくなれないものかと思います。厳しい節制に耐えて栄冠を目指している一流スポーツマンを尊敬します。

昨日の結果を見ながらそんなことを思いました。
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by cheesman | 2007-07-21 18:54 | 食事