40代で発症したクローン病患者が、完治を目指して、薬なしの闘病で経験したことを綴ります


by Cheesman
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

療養時の工夫あれこれ

入院中に服薬の中止と爪もみで劇的に回復した私ですが、それだけで回復したと考えているわけでもありません。当たりはずれはあったでしょうが、いろいろと努力をしていたので、そのうちのいくつかがベースになって回復するための下地を作ってくれたのではないかと思うのです。

以下にご紹介します。

日田天領水  活性酸素を無毒化してくれるという比較的高価な水です。腸によけいな刺激を与えたくなかったので、これを沸かして飲みました。冷水や冷たい食べものは一切口にしませんでした。経済的にきついので今はやめていますが、確かにおいしいし、安心して飲むことができました。

チャコール  スーパーチャコールという質のよいチャコールを入手し、茶さじ2杯ほどを毎日、日田天領水のお湯でといて飲みました。チャコールには腸内の毒素を排出するのを助けるという働きがあり、アメリカの自然療法の専門家が使用を薦めています。

アンブロトース  糖質栄養素です。自己免疫病は細胞表面の糖鎖の異常が原因だとする説があり、まっとうな糖鎖を作るための原料を食事として摂る必用があるといいます。一時的に会員となって入手したアンブロトースをエレンタールに混ぜて飲みました。「糖鎖のチカラ」(安藤幸来著 四海書房)を読むと、なるほどという説得力があります。しかし、こういう特殊なものの力を借りないと病気が治らないこと自体が「不自然」に思えて、今ではやめています。

アップルペクチン  以前紹介したものです。入院中はエレンタール1包にアップルペクチンを1包、アンブロトースを茶さじ1杯、それにフレーバーを入れて飲んでいました。エレンタールは1日に6包ぐらいとっていましたが、スペシャルブレンドは1包だけ。その他はフレーバーのみで飲むか、フレーバーなしで鼻から注入していました。ペクチンは腸内細菌のえさです。腸内細菌(酪酸菌?)が作り出す酪酸は腸粘膜細胞の直接的エネルギー源となるということで、腸を元気にしようというのが狙いでした。

カイロ  使い捨てカイロをお腹のあたりにはりつけて、とにかくお腹を温めるよう努めました。細胞に寄生した常在菌が細胞のエネルギーを横取りして機能障害を起こしているのが難病だという西原先生の説を信じました。加温することでエネルギーを作り出すミトコンドリアの活性を高めることを目指したわけです。その他にも体を温めて病気を治すという先生はたくさんいらっしゃいます。

この中で益にこそなれ、害になったものは1つもないはずです。それぞれがどれだけ効いたかは自分でも判断がつきませんが、何もやらなかったら、あるいは爪もみだけでは窮地を脱することができなかったのではなかろうかと思います。一応それぞれに理屈はあるので結果オーライです。


反対に効かなかったように思えるのは、トランスファーファクター(TF)とタヒチアンノニジュースでした。TFもクローン病に効くといううたい文句でしたが、入院前に2週間ほど試したところ良い結果が得られなかったのと、大量の錠剤を飲み続けるのが苦痛だったので長続きしませんでした。これは通常の数倍量服用することを前提として、1ヶ月分を友人からいただいたものです。使い切る寸前に入院となり、ひとまず中止したのでした。そして爪もみで退院に至ったため、私にはあまり効かないという印象を持っています。もちろんこんな高価なものを下さった方には涙が出るほど感謝しています。ノニジュースには鎮痛剤としての効果を期待しましたが、私には全然効きませんでした。結構な量を1ヶ月飲み続けたのですが、潰瘍が治る兆候が見えないどころか、痛みを全然おさえてくれなかったのです。ノニの鎮痛効果は人を選ぶようです。

クローン病も症状の出方が人によって異なるように、薬や民間療法でも、何が効くかは人それぞれだということなのでしょう。比較対象を設けたいわゆる対照実験ではないので、決定的なことは言えません。しかし私の場合は上に挙げたような民間療法と服薬の中止、そして爪もみのセットが効いたのだと信じています。しかしご自身で試される場合には、あくまで自己責任で、そしてできることなら主治医によく相談した上でされることを強くお薦めします。ただしこれは現在の裏主治医と出会う前の話ですから、今の私がどんな治療を受けているのかについては、もうしばらくお待ち下さい。順を追って説明しますので。
[PR]
by cheesman | 2007-07-09 21:36 | 入院治療から再燃まで