40代で発症したクローン病患者が、完治を目指して、薬なしの闘病で経験したことを綴ります


by Cheesman
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カテゴリ:食事( 3 )

トランス脂肪酸

この高地療養の間に実験をしてみました。

何のことはない。ポテトチップスを食べてみたのです。

普段にもまして超健康的な食生活で体調が回復してきた段階で、アメリカ製のトランス脂肪酸ゼロと表示のあるポテトチップスを大量に食べてみたのです。

いただいたから食べてみただけなんですけど、カルビーのだったら絶対に口にしなかったと思います。クローン病になる前からカルビーやコイケヤのポテトチップスを食べると、直後から口の中が荒れて、水疱ができたり口内炎を発症したりしていました。だから好きなのにあまり食べることができませんでしたし、クローン病と診断されてからはもちろんNG食の筆頭のようなものでした。

この件に関しては、前々からトランス脂肪酸過酸化脂質による害を疑っていたので、今回は旅先のおやつのオプションとして、アメリカ製のポテトチップスも加えてみたのです。

少し食べてみて、異変を感じないので、いい気になって大量に食べてしまいました。その日の脂質の摂取量は軽く30グラムを超えていたはずで、こんな生活を続けてよいわけがありませんが、単発の実験なので大丈夫。こんなことを10日ぐらいの間に3回ほど挑戦してみました。ついに口内炎も水疱もできませんでした。(もともと小さな口内炎はいくつかありましたが、ポテチが原因で悪化したり、新しくできることはなかったのです。)

クローン病の原因もいろいろあるようですし、体質も人それぞれですが、少なくとも私に関しては、トランス脂肪酸を避けることが、今の回復した体調を維持する上で必須なんじゃないかと信じ始めています。

アメリカの悪いところを積極的に取り入れて、どんどん悪くなってきた我が国ですが、トランス脂肪酸の規制については見習って欲しいものです。もはや自分には関係ありませんが、給食にマーガリンなんてもってのほかです。
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by cheesman | 2007-09-20 12:27 | 食事

なぜ治らないか

「たまには馬鹿をやっても大丈夫です。でもその前後はしっかりエレンタールを飲みましょう。」

患者会で言われた食事に関するアドバイスです。食事制限が続くと気持ちもめげてきます。たまには昔食べていた(体に悪くて)おいしい食事もしたくなるものです。

自戒をこめて言うのですが、もしかしたらこういった態度が病気の回復を不可能にしているんじゃなかろうか、そう思うことがあります。

西原克成先生の本のどこかに書いてあったことですが、ある難しい病気にかかった方が、ちょっとした油断から昔の悪習慣に戻ってしまい、病気も再発してしまったケースがあるというのです。こういった病気では数年間はおとなしくして体をいためつけてはいけない。そんなことを書いておられたように記憶しています。

クローン病も同じではないかと思うのです。治ったと思ってついつい油断して、よくない習慣に逆戻りするものだから、せっかく治りかけていたのに再発してしまう。病気の根がまだブスブスくすぶっているときに、完全に火種を絶やしてしまわずに油を注いでしまう。それが再燃ではないかと。私の場合、数年間どころかがまんできて数週間でしたから。調子が悪い時は何を食べてもおいしくないから節制できるのですが、調子がよいとついつい美味しい(体に悪い)ものが無性に食べたくなるのです。体に良いものしか美味しいと感じなければこんなことにならないのに!

食事について厳しい節制が求められる病気ですから、我慢の連続です。そこで調子がよくなってくると、もう我慢しきれなくて、悪いと知っていながら無茶をしてしまう。ところが体の方はしっかり治りきっていないものだから、それをきっかけに悪化してしまう。こういう図式です。

もちろん治らないとあきらめているなら、こういう考え方もありでしょう。どうせ治らないのだから、体調がよい時ぐらい、昔のような暴飲暴食がしたい。当然です。一生エレンタールだけで幸せな食生活と言えるわけがありません。

しかし、治ると信じてがんばっているのなら、本当に治るまでは我慢しなければいけないのではないか?今回2度目の再燃になりかけてぐずぐずしているのも、CRPが0になったわけではないのに、体調がよいものだからいい気になりすぎていたのではないか?そんな風に思います。もしこの考え方が正しいとしたら、完治させるには意志の力がものすごく重要ということになります。もっと自分に厳しくなれないものかと思います。厳しい節制に耐えて栄冠を目指している一流スポーツマンを尊敬します。

昨日の結果を見ながらそんなことを思いました。
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by cheesman | 2007-07-21 18:54 | 食事

スペシャルエレンタール

ただ今再燃中で、CRPは4を超えています。3月までは1を切っていましたが、若干上昇の傾向があったのでいやな感じでした。主治医は「風邪をひけば私だってこのぐらいになるし、気にするな」とおっしゃいます。でもいやな予感は当たって、その後腹痛が続くと思ったら5月の検査ではしっかり再燃していることが確認できたわけ。

私は普段はエレンタールの世話になっていませんが、昨年の再燃の際にたくさんもらって使い切れなかったエレンタールがあって、これを何とか消費しなければ税金泥棒と非難されても仕方ないという罪悪感から、こうしてちょっと調子が悪いときには飲むようにしています。昼食代わりに1包だけ、つまり300キロカロリー分だけ飲んでいます。これだけだとお腹が空くんですが、平日は忙しいので空腹は忘れてしまいます。

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私はエレンタールには混ぜものを入れます。今回はあおりんごフレーバーに加えて、アップルペクチンを2本入れました。腸管の細胞は腸内でできる短鎖脂肪酸のうち酪酸をエネルギー源として直接利用しているということを入院中の読書で学びました。酪酸を生みだす腸内細菌(酪酸菌)がエサにしているのがペクチンだというので、ペクチンが食物繊維だというのは百も承知で、入院中からペクチン混入のエレンタールを飲んでいます。これが正しいかどうかは知りません。しかし腸管をひたすら休ませるだけでは、腸管自体も退化してしまうのではないかと恐れたのです。入院中にこれがどれだけ効いたかは分かりませんし、今もどれだけ効いているのかてんで分かりません。自己満足の世界かもしれませんが、ペクチンが水溶性食物繊維であることを考えれば、そしてスティック1本にりんご約6個分のペクチンが含まれているというのであれば、それなりの効果はあると信じたいものです。まさに「溺れる者は何とやら」ですね。

e0122528_16305295.jpgペクチン自体は白色と思いますが、私が購入したアップルペクチンは茶色です。だからエレンタールが汚い色になっていかにもマズそう。しかし実際にはフレーバーの味に酸味が加わって、私としては合格点をあげたい気分。元々がおいしくない栄養剤ですからね。

さて、この製品ですが、(有)アップルペクチン研究所のアップルエイトといいます。2g×30包入で定価が4800円。高いですよね。現在の私はふつうの食事から食物繊維をしこたま摂っているので、わざわざペクチンを摂る必要は感じていません。昨年購入した残りが賞味期限を過ぎてしまったので在庫処分のつもりで飲んでいます。

現在はエレンタールを1日に1包しか飲んでいませんし、ペクチンの在庫処分の気持ちもあるので、エレンタール1包につき、フレーバー1本、アップルペクチン2本を入れて飲んでいます。入院中は数包飲むエレンタールのうち1包分にだけアップルペクチンを1本混ぜて飲んでいました。入院中は他にも混ぜものをしていましたが、そのあたりはまた別な機会にご紹介します。

こんなことに挑戦できるのも幸いにして狭窄がないからかもしれません。狭窄がある方の苦しみは患者会でも聞かせていただきました。食物繊維にも不溶性と水溶性の2種類ありますし、水溶性のものでも狭窄の方には御法度なのかどうかは知りません。いずれにせよこういった工夫はくれぐれもご注意ください。もちろんいいと思うから紹介したんですけど。(私は医師に相談せず自己責任でやりましたが、狭窄がないことは確認済みでした。)
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by cheesman | 2007-05-31 06:47 | 食事