40代で発症したクローン病患者が、完治を目指して、薬なしの闘病で経験したことを綴ります


by Cheesman
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下痢の顛末

いけないものを食べてお腹をこわしてから、かれこれ10日近くになります。

実はその後も焼肉を食べる機会がありましたが、その時は「すきっ腹に肉だけ」という無謀はやらずに、しっかりと野菜とご飯をいっしょに詰め込みました。そのおかげかどうか、下痢には至りませんでした。

まだ硬い便に戻っていませんが、下痢とはほど遠い状態です。

舌炎の徴候も、徴候のままどこかに消えてしまっています。

やれやれです。

クリスマスと忘年会のシーズンを無事通過。でもこれからまた年末年始のご馳走ラッシュが待っています。病気であることを自覚しつつ、目の前に置かれたご馳走を上手に取捨選択するのは難しいですが、今現在発症して、あるいは再燃で食べられない方々の苦しみを思えば、そして自分のかつての地獄の苦しみを思えば、感謝しつつ軽々とクリアしなければならないハードルです。

妻に言われて思い出しましたが、2年前のホワイトクリスマスは病院のベッドでむかえたのでした。他の患者さんたちがケーキ付きのスペシャルメニューなのに、自分だけ低残渣食という情けなさでした。それを思えば現在の状況には感謝せずにはおれません。

自分の体に備わった免疫力に信頼しつつも、体をいたわる休日を過ごさねば。


わけあって年内はもう投稿できないかもしれません。これを読んで下さっている、患者のみなさま、あるいはご家族のみなさま、よいお年を!クローン病はきっと治ります。



追伸:量を減らしたはずのミヤBMは、前回の処方の残りがまだあったので、減量していません。お腹をこわしてもいましたし。(U先生、ごめんなさい。・・・ちなみにUは裏の頭文字です)
ぼちぼち1日3錠に減らせそうです。
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by cheesman | 2007-12-27 00:04 | 現在の状況 | Comments(2)

医者の呪い

難病を完治させない要因のひとつに「医者の呪い」があるといいます。

患者から見れば、医者は権威者です。その権威者から「あなたは治らない」と宣言されると、それが心の底に沈殿していって、払拭できなくなるのだとか。

クローン病に限らず、難病のレッテルをはられると、現代西洋医学では治らないということになりますから、医者も自信を持って「治らない」と主張できるわけです。

呪いをかけるタイプの医者に診てもらうようになると、自分で生活習慣を工夫して、せっかく快方に向かっても、下手するとそれを全否定されかねないし、「そんなことしてもどうせ治らないんだよ」なんて言われたりすれば、「やっぱりそうなのかなぁ」と自信を失ってしまうこともあり得ます。

先日送られてきた患者会の会報にも、「たとえ緩解が続いていてもペンタサは一生飲み続けなければいけません」というようなことが書かれていました。書いたのはベテランの患者さんですが、それを吹き込んだのは医者です。

緩解期どころか再燃の真っ最中でも私はペンタサを飲みませんでした。そして再燃を克服して、今また緩解期に入っているわけです。本当なら治ってしまったと宣言したいところですが、世の中にはもう何年も緩解を維持している方もいらっしゃるので、たかだか数ヶ月の緩解で「完治」とは笑止千万でしょう。しかし完治宣言に関して、もう一つ私を用心深くしているのは、「医者の呪い」なのです。治らないと言われたことがずっと心の片隅に残っていて、なかなか忘れ去ることができないのです。治ったらしい人たちがいるという情報があるにもかかわらずです。

恐るべき呪いの威力。

ですから私はこの呪縛から自由になるためにも、できるだけ呪いの言葉を忘れようとしています。裏主治医の先生が患者会と縁を切れとおっしゃるのは、私が患者会を通して呪いにかけられるのを危惧しておられるからだと思います。私は別な目的があって患者会とのお付き合いを続けていますが、やはり知らず知らずのうちに呪いにはまってしまわないように気をつけようと思っています。表主治医の先生は最近では私のやりたいようにやらせてくれて、全然呪いの言葉を吐かないので感謝しています。

クローン病は治る病気です。そう信じています。
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by cheesman | 2007-12-26 12:31 | 治療 | Comments(0)

自律神経免疫療法の誕生

「病気が治る人の免疫の法則」 福田稔著 WAVE出版

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今年の9月に出版されたこの本は、福田-安保理論の福田先生の自伝的な読み物です。自律神経免疫療法がいかにして生まれたのかを知ることができますし、その背後で日本の医学界にどんな動きがあったのかを垣間見ることもできて、ますます病気を治せない日本の医療の限界と矛盾を思い知らされます。

私が今、裏主治医の先生から受けている「つむじ治療」は、もしも福田先生が自殺しておられたら、世に出なかった治療法ですし、せっかく芽生えた自律神経免疫療法そのものも、本家が亡くなってしまったら、数多くの「エビデンス」を蓄積する前に葬り去られる恐れもあったわけで、福田先生の信念・熱意と病からの生還に、その恩恵を受けている者として、ただただ感謝するばかりです。


その福田先生が前書きの中でこんなことを書いておられます。

「それでも、落ちるところまで落ち、すべての欲も望みすらも捨てたときに、フッと楽になり、初めていまあることに感謝する気持ちが芽生えた。そこから、少しずつ回復の糸口をつかんでいった。底なし沼の底からでもはねかえるボールのように、免疫は私を健康にしてくれたのである。」

この境地はパーキンソン・ホットラインの森田さんと同じもののような気がします。何か難しそうですが、体験した人にしか分からないものでしょうか?


そういう難しい話は抜きにして、具体的な「毒出し」法も紹介されています。
食事に関しては、1.玄米を食べる、2.旬のものを食べる、3.小食に徹するの3点。
生活習慣に関しては1.汗をかくまで入浴、2.シルク製品を身につける、3.湯たんぽ、4.散歩、5.掃除だそうです。

もちろん「爪もみ」や「つむじ押し」のやり方も紹介されています。

とにかく読みやすいので、小難しい本は苦手という人にもお薦めです。
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by cheesman | 2007-12-24 12:05 | 書籍紹介 | Comments(0)

お腹こわして3日目

体調変化のドキュメンタリー3日目です。

どうやら下痢はおさまったようです。今朝は柔らかい便でしたが、形になっていたし、夜中にトイレに駆け込むこともありませんでした。このまま回復すれば再燃は防げそう。

気になるのは、また舌炎の徴候が現れたこと。前回徴候のまま治ってしまった時よりも進行が速いように思えます。どうすることもできないので、このまま見守ります。
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by cheesman | 2007-12-19 06:43 | 現在の状況 | Comments(0)

お腹こわして2日目

今朝も下痢でした。

焼肉が尾を引いていると思うのだけれど、妻は昨晩のケーキのせいだと言います。どういう風の吹き回しか、息子がケーキのデコレーションがしたくなって、突然焼くことになったのです。まわりには生クリームをたっぷりと塗って、その上にチョコレートをちりばめ・・・。

妻には止めろと言われたのですが、目の前にそんなものがあるとついつい食べたくなってしまいます。このところ調子がよかったこともあって、現在下痢だというのを甘く見てしまいました。数日間は厳格に脂に注意した生活をおくる必要がありそうです。

こういうのって、ブロガーとしては変化があって面白いのだけれど、患者の立場からは全然面白くありません。自業自得ではありますが。毎回毎回「変化なし。快調。」とか書き続けて、ある日突然「もう完治したことにします。」なんて宣言文出せたらと思います。それを目標に!



昨日は統合医療の診察でした。いつもどおりの治療を受けました。口内炎・舌炎を含めて、一昨日の晩からの突発的な、原因がはっきりした下痢以外には、クローン病の自覚症状が全然ないので、薬を減らすことになりました。

これまではミヤBMを1日に6錠でしたが、今日からは1日3錠に半減です。毎食1錠でも、1日1回まとめて3錠でもよいとのこと。
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by cheesman | 2007-12-18 07:32 | 現在の状況 | Comments(0)

お腹をこわしたかも

昨晩から下痢です。
原因ははっきりしています。脂肪分がとびきり多い焼き肉を、ご飯なしで、空きっ腹に入れたからです。屋外でのバーベキューでした。

これが再燃の引き金になってしまうのかどうか?なって欲しくないし、ならないとは思うのですが、一応記録のために記しておきます。


今日は統合医療の病院で診察です。5週間ぶりです。
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by cheesman | 2007-12-17 12:29 | 現在の状況 | Comments(0)

舌炎もなく

このところ体のどこにも違和感がないという、発症以来非常に珍しい状態におかれています。調子が良すぎて気持ち悪いほど。

舌炎の予感というのはありましたが、結局は炎症にまで進行することなく消え去ってしまいました。

体重が増え始めているので、少し食べる量を減らそうと考えています。下痢のときに体重維持していたのと同じ量を食べれば太るのが当然ですから。

このまま再燃を防げれば、あとは体力の回復が課題ということでしょうか。栄養失調のときに落ちてしまった脚力がなかなか戻りません。少しずつ運動強度を上げていくしかないのでしょうか。スポーツマンだったことがないので、このあたりがよく分からなくて・・・。
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by cheesman | 2007-12-10 17:45 | 現在の状況 | Comments(0)

クローン病は完治する2

パーキンソンホットラインの森田さんとメールの交換をして、いろいろ教えていただきました。

完治したのならそのことをもっと広く世間に知らせてもよいのではと、まだ治っていない患者の立場から思ったものですが、完治までの過程が非常に説明しにくいものであることを、丁寧なメールの内容で理解しました。

簡単に言ってしまえば「生活全般の変革を含む心の変化」によってクローン病を克服されたということになろうかと思います。

生活における変革というか、要するに体に悪いことをしない、というのはもちろん大切なのだけれど、心の持ちようが変わらない限りは治らない。逆に心の持ちようが変われば、自然と体をいたわる生活スタイルに変わっていくはずで、生活が変わらないことは心が変わっていないことの証拠になる。しかし逆は必ずしも正しいとは限らなくて、心が変わっていないのに、形だけ生活を改めることは可能です。でもその場合にはおそらく治らない。大事なのはまず心が変わることだと、こういうわけです。

ちょっと難しいですよね。確かに読む人によっては大変な誤解をされかねないことなので、インターネットなどの一方通行のメディアを使っての宣伝は難しいだろうと思いました。

具体的には心がどう変わればいいのかというのが表現しづらいところだと思うのです。森田さんは苦しんでいる自分というものを第三者の目で客観的に見ることができるようになった時に治り始めたとおっしゃいます。これは悟りというか、何かとてつもない境地のような気がします。私はまだここまでの境地に到達できていないので、自分でもうまく説明することができません。

でも分からないではない部分もあって、私が昨年の10月に急速に回復して行ったときに、裏主治医の先生は「考え方を変えましたか?」と尋ねられました。先生は私がよくなることを予感しておられたようですが、あまりにも常識に反するスピードで回復していったために「考え方の変化」が背景にあったのではないかと感じられたようなのです。それほどに心の持ちようというのは病気を克服する上で大事なことなのでしょう。それに当時の私が「これからよくなるのだ」という前向きな気持ちを持ち続けていたというのも事実なのです。

これを科学的に解釈するのは難しいですが、たとえば交感神経が緊張しすぎて白血球のバランスが崩れているのが問題であるのなら、痛みの中にあっても気持ちをゆったり持つことができたら、それは副交感神経優位へ体質が変化していくはずで、知らず知らずのうちに顆粒球を減らして潰瘍が治癒に導かれていくというのは、いかにもありそうなことのように思えます。

こういう現象を現代科学だけで論じようとすること自体に無理があるのは承知ですが、ある程度はこういった解釈もありなんじゃないかと考える次第です。

いずれにせよ、「苦しんでいるかわいそうな自分」というものにあまりに執着しすぎず、ネガティブな感情を捨てて、もう少しゆとりが持てるようになったら、そのときはすでに心が変わり始めているのかもしれません。そして体との対話を通して、低級な欲望ではなく、命そのものが何を求めているのかを感じ取れるようになったとき、無理せずに節制した生活を送れるのではないかと思います。「つらいって何て楽しいんだろう」というフレーズを誰かの歌で聞いたことがありますが、今の苦しみは将来の自分のため、人間としての成長のため、とか何とか言い聞かせて、苦しみのレベルをコントロールできるようになればと思います。

私がここで主張したいことは「クローン病は完治する」病気であるということ。治らないと思ったら考え方がネガティブになってしまいます。「現代医学では治らない」と主治医が言ったとしても、それは、そのお医者様には治せないというだけであって、「絶対に治らない」わけではないのだと考えましょう。この第一歩こそが心の変化につながるはずです。
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by cheesman | 2007-12-08 07:00 | 治療 | Comments(0)