40代で発症したクローン病患者が、完治を目指して、薬なしの闘病で経験したことを綴ります


by Cheesman
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爪もみ靴下

1/12に「あいうべ」のことを書きました。爪もみをさぼっているのに病気が悪くならない理由の1つが「あいうべ」だというのは間違いないと思うのですが、実は文字通りの「爪もみ」はさぼっているけれど、爪もみ自体をやっていないということではないのです。

「爪もみ靴下」  これが好調のもう1つの理由です。

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安心の2月号に「足の爪もみ」の特集があります。そしてその中に「爪もみ靴下」のことを紹介する記事があります。一緒に写っているのは、友人と義母に送るために購入した爪もみ靴下です。

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昨年の8月下旬から履いているので、もう5ヶ月近くになります。副交感神経を刺激する作用があるのだそうで、1日に8時間は履いて欲しいとのことですから、私は本来副交感神経優位になるはずの夜間に履くことに決め、寝るときに着用することにしました。

最初は半信半疑で1足だけでスタートしたので、毎日履くというわけにもいかず、週にせいぜい3日ぐらいの着用でした。しかし履くと足がポカポカして気持ちいいので、買い足して、今では4足持っています。ほぼ毎晩履いています。爪もみをしていないのに調子が良いのは、靴下が勝手に爪もみと同じ副交感神経刺激を寝ている間にしてくれているからだと思うのです。

このブログですぐに紹介できなかったのは、自分で効果を実感してからにしたかったからです。ところが足が悪いとか、腰痛をかかえているとか、そういう爪もみ靴下の本来の役割に合った症状がなかったので、履いてすぐにクローン病に対する効果を実感するということはなかったのです。しかし半年近く着用して、爪もみをさぼりながら、これだけ好調を維持できているのだから、そして生活でそれ以前と変わったのはその部分だけなのだから、そろそろ「効果があります」と言っても許されるのではないかと思ったのです。

ただし、風邪の影響かどうか、CRPが相変わらず2を上回っていることが判明した今は、ハリボーイⅡによる爪もみを再開しています。そして爪もみ靴下の着用時間を伸ばそうと思って、昨日は日中も履き続けました。お風呂以外の時間にずっと履いている日が、これからは増えると思います。「あいうべ」「ハリボーイ」「爪もみ靴下」の合わせ技でどれだけ効果に加速がかかるか、楽しみです。
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by cheesman | 2008-01-22 06:05 | 治療 | Comments(0)

自律神経免疫療法の誕生

「病気が治る人の免疫の法則」 福田稔著 WAVE出版

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今年の9月に出版されたこの本は、福田-安保理論の福田先生の自伝的な読み物です。自律神経免疫療法がいかにして生まれたのかを知ることができますし、その背後で日本の医学界にどんな動きがあったのかを垣間見ることもできて、ますます病気を治せない日本の医療の限界と矛盾を思い知らされます。

私が今、裏主治医の先生から受けている「つむじ治療」は、もしも福田先生が自殺しておられたら、世に出なかった治療法ですし、せっかく芽生えた自律神経免疫療法そのものも、本家が亡くなってしまったら、数多くの「エビデンス」を蓄積する前に葬り去られる恐れもあったわけで、福田先生の信念・熱意と病からの生還に、その恩恵を受けている者として、ただただ感謝するばかりです。


その福田先生が前書きの中でこんなことを書いておられます。

「それでも、落ちるところまで落ち、すべての欲も望みすらも捨てたときに、フッと楽になり、初めていまあることに感謝する気持ちが芽生えた。そこから、少しずつ回復の糸口をつかんでいった。底なし沼の底からでもはねかえるボールのように、免疫は私を健康にしてくれたのである。」

この境地はパーキンソン・ホットラインの森田さんと同じもののような気がします。何か難しそうですが、体験した人にしか分からないものでしょうか?


そういう難しい話は抜きにして、具体的な「毒出し」法も紹介されています。
食事に関しては、1.玄米を食べる、2.旬のものを食べる、3.小食に徹するの3点。
生活習慣に関しては1.汗をかくまで入浴、2.シルク製品を身につける、3.湯たんぽ、4.散歩、5.掃除だそうです。

もちろん「爪もみ」や「つむじ押し」のやり方も紹介されています。

とにかく読みやすいので、小難しい本は苦手という人にもお薦めです。
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by cheesman | 2007-12-24 12:05 | 書籍紹介 | Comments(0)

退院へ

入院時のCRPは9.73で1週間後は8.41。若干落ちてきたものの、合併症で状態はむしろ悪くなっていました。

当時の日記によると、「仕事中にイボ痔がはぜた」とか「両ひざさらに痛く歩行困難」とあります。医学的にはイボ痔ではないと思います。ともあれ肛門周囲のできものが大きく腫れて、痛みのためにきちんと座れなかったのですが、仕事で無理して座っていたらそれがはぜて中から膿が出てしまったようです。これで痛みは少しだけ和らぎましたが、その後膿が出続けるので、女性用のナプキンが手放せなくなりました。(結婚していてよかった!心からそう思いました。)

「仕事中に」というのは、入院してはいたものの、年度末の仕事を休むわけにもいかず、病院から出勤していたわけです。ところが脚の腫れがひどくなってきたために仕事に支障をきたすようになりました。車椅子では車の運転もできないので、数日間は完全休養となりました。

入院2週間目のこと。週末には上司の退職祝賀会があり、それにはどうしても出席しなければならない状況。困り果てた私は薬を一切やめてしまいました。翌日には痛みに耐えて歩けるようになり自分でもびっくりしました。しかしCRPはまだ6.22でけっして低いといえる数字ではありません。主治医には薬をやめたことはまだ怖くて話していません。

そんなときに主治医からステロイドを薦められたわけです。悩みに悩んだあげく、ステロイドはおろかペンタサさえもやめたいと伝えました。さすがにすでにやめているとは言えなかったのです。意地悪な医者の話は枚挙に暇がないので、私も何と言われるかハラハラしましたが、主治医の先生は私の考え方を尊重して、とりあえず薬をやめてエレンタールだけで様子を見ることに同意してくれたのです。

薬をやめたのはもちろん安保徹先生の著書をいくつか読んでいたからで、ペンタサをやめると同時に爪もみも始めました。そして劇的に回復していき、週末の祝賀会には杖もなしで出席することができました。そして服薬中止から1週間後にはCRPが1.07まで下がったのです。栄養状態はけっしてよくなかったので、入院はそのまま続け、注腸検査で潰瘍が落ち着いてきたのを確認し退院となりました。2006年の3月下旬、入院から5週間後のことでした。

おぼれる者は何とやらで、私がやったのは爪もみだけではありません。その事は次回書こうかと思いますが、しかし回復の転機となったのは服薬の中止と爪もみ、この2つに違いありません。そして安保先生が繰り返し説いておられるように、白血球のバランスがよくなると同時に炎症反応が消えていったのです。たとえばリンパ球はCRPがひどい時には14.4%まで落ち込んでいましたが、退院1週間前には28%まで上昇していたのです。クローン病と自律神経の関係がよく分かるデータです。なのに主治医も主治医の上司もそのことには一切注目していないようで、白血球の数やバランスに関するコメントは入院中もその前後も全然聞くことがありませんでした。不思議です。
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by cheesman | 2007-07-06 06:04 | 入院治療から再燃まで | Comments(0)

爪もみグッズ

e0122528_717298.jpgクローン病と宣告されてからの最初の入院では爪もみのおかげで退院までこぎつけたと思っている私ですが、爪の付け根を刺激しながらも不安がなかったわけではありません。それは自分のやり方が正しいのかどうかということです。力加減は人それぞれに異なるでしょうし、10秒間に何度刺激したらいいのか、あるいは押しっぱなしでいいのか、そのあたりの細かい点が手元の資料では分かりにくかったのです。

それに最初の再燃を経験したときは、爪もみを真面目にやっても効果がなかったのです。もちろん再燃の原因についていろいろ思い当たるフシがあったので、爪もみをやりさえすれば防げるというものでもなかったでしょうが、自分のやり方に自信が持てないというのは困ったものです。

e0122528_7242890.jpgある時病院の売店で見つけて購入したのがこれです。「ハリボーイⅡ」という電子針です。シャープペンにたとえるなら上のノックする部分がスイッチで、下の芯が出る部分が針に相当する電極です。電池は不要で、ノックするたびに電気が発生し、電極と接触している皮膚を刺激するというしくみです。

押せばビリッとくるので、誰がやっても刺激の強さは同じです。これなら安心。問題は回数ですが、よく分からないので、最初は爪の付け根の両側をそれぞれ10回ずつ(人差し指だけ20回)やっていました。しばらくしてから医師に相談してみたところ、やり過ぎだと言われました。両側をやる必要はなく、爪の付け根の中央部を5回やれば十分だとのこと。それ以来人差し指は10回、それ以外の指は5回やるようにしています。

以前は薬指は交感神経を刺激してしまうので、この指だけはもまないというルールがありました。しかし最近は専門家の間でも、薬指もやった方が効果が高いという認識になっているようです。

私はずぼらなので両手だけで済ませてしまうことも多いのですが、両足もやった方がよいようです。体が硬いので面倒なのです。がんばってやり続ければストレッチにもなっていいのでしょうが・・・。ちょっと真剣さが足りないのではないかと反省している今日この頃です。

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この製品、唯一の難点はちょっと硬いことでしょうか。健康な人にはどうってことない程度ですが、ノックする時に力がいります。昨年栄養失調でメロメロのときは指に力が入らず難儀しました。妻が手伝ってくれましたが、一人暮らしでは厳しいかもしれません。しかし普通そこまで弱れば入院するでしょうから(私には入院できない事情がありましたので)、看護士さんにやってもらえばいいことですね。

現在再燃中だと書きましたが、原因の一つにこの爪もみをさぼっていたことがあろうかと思います。ほとんど治って、完治に近づいたと思い込んでいましたので。今は一から出直しのつもりで真面目に爪もみをやっています。足も時々。
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by cheesman | 2007-06-01 06:15 | 治療 | Comments(0)

爪もみ

クローン病治療のために入院した際、暇ですからよく本を読みました。病気のことが気になって仕方ないので、やはり病気関連の本が多くなります。自分は動けないので妻が図書館から、これはと思ったものを片っ端から借りてきます。いろいろ読んだ中で個人的に大きな影響を受けた本をご紹介します。

今回はこれです。
「薬をやめると病気は治る」 安保徹 著  マキノ出版
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働き過ぎ、心の悩み、薬の長期使用の3大ストレスが自律神経のバランスを乱し、病気の引き金になるといいます。私の場合は働き過ぎと、仕事がらみの心の悩みが大きなストレスになって、病気の原因となったと考えていましたから、これらに対処しない限り治癒はありえないと思いました。そして実際にストレスをなくす努力をしました。しかしそれ以外に、薬そのものが病気の治癒を妨げているというのはショックでした。

薬をやめると治る病気の中にクローン病もリストアップされていて、ペンタサという主治医から処方された薬が悪いと書いてあります。ペンタサをまじめに飲み始めてから実際に病状が悪化し、ステロイドを勧められるに至ったという経緯もあって、私にとってはこの本に書いてあることを信じるのはそう難しいことではありませんでした。

この本の中では自律神経免疫療法が紹介されています。自分でできる簡単な方法として「爪もみ」の説明もあります。注意したいのは自律神経免疫療法と薬をやめることがセットでなりたっているということで、ペンタサをやめない限り爪もみの効果は期待できないといいます。

ですから私はクローン病の症状に加え、合併症の結節性紅斑と痔がひどく、歩けなくなるまで悪化した段階で、薬を一切やめて爪もみを始めました。そしてその時から快方に向かい無事退院までこぎつけたのです。入院してから最悪の状態に至るまでが2週間、薬をやめてから退院するまでが3週間。トータルで5週間の入院でした。

ネット検索していて、クローン病の患者さんたちが爪もみについて情報交換しているのを見つけたことがあります。興味を持って読みましたが、そのときは誰も「薬をやめて」爪もみをしている人がいなかったため、「爪もみってほんとに効くのだろうか?」という感じで結論が出ないまま終わっているのでした。その意味では私は1つの人体実験をしたことになります。薬をやめた場合、絶対効くとはいいませんが、私のように効く場合もあることは体験上はっきりしました。

薬をやめるべきベストのタイミングは個人差があるでしょうから、主治医と相談した上で1つのオプションとして試してみたらよいと思います。
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by cheesman | 2007-05-30 06:18 | 書籍紹介 | Comments(0)